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採択奨学生の動き

2016年度活動報告会レポート[8]

榊原綾香さん 山口県立大学社会福祉学部1年生

2017年3月23日に行われた2016年度活動報告会で、1期生が発表した内容をレポートします。第8回は、山口県立大学社会福祉学部1年生の榊原綾香さんです。(※学年や時制は報告会当時です)

 

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榊原さんは「将来、精神保健福祉士という職業に就きたいと思っています」と元気に自己紹介しました。そして、この夢について少し迷いも出てきたと打ち明けつつ、「この1年間はがむしゃらに様々なボランティア活動に参加しました」と話しました。

 

ボランティア活動の一つは、就労継続支援B型事業所での活動でした。就労継続支援B型とは、企業などで就労することが困難な障害者に、雇用契約を結ばずに就労の機会を提供する事業で、榊原さんは、「精神疾患を抱えた人たちは仕事に就くまでにワンクッション置くことが必要」と説明し、利用者の人と一緒にゆうメールを配ったり、公園で清掃をしたりしたことを報告しました。

 

認定NPO法人カタリバでの活動にも参加したと報告しました。これは、高校生に対し大学生が悩みなどを聞きに行く活動です。 “自分の人生紙芝居”を作って、自らの生い立ちを伝えたところ、「児童養護施設で育った子が意外とたくさん」いて、涙を流しながら聞いてくれるなど、自分の経験が人の支えになれたことが嬉しかったそうです。榊原さんは「これで価値観が変わった」と振り返りました。

 

その他にも子どもに関わるボランティア活動に複数参加していることを紹介し、「視野が広がった」と実感を込めて語りました。2017年度に向けては、窓口で支援を待っているような子たちにではなく、相談支援を求めてきていない子に自ら声を掛けに出て、支援していきたいと話しました。

 

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夢の奨学金を得てからの変化を紹介

 

また、榊原さんは、夢の奨学金を得て起こったプラスの変化として、専門的な相談相手がいることの安心感を挙げました。奨学生に伴走してくれているソーシャルワーカーについて、「友達とは違う社会福祉的な面を知った相談相手」と表現し、こうした人の存在が大きいことを強調しました。