第1期生シンポジウムに登壇&第2期生選考結果がまとまる
事務局日記02
2016.12.27 (火)
ソーシャルイノベーション本部国内事業開発チームの芳川です。
2016年11月27日(日)に、名古屋芸術大学で「全国の社会的養護等当事者を支える⑤」が開催され、イベント後半のシンポジウムにおいて、夢の奨学金第1期生の榊原さんが登壇しました。このシンポジウムでは、社会的養護当事者が4名登壇し、それぞれ「将来の夢」について語りました。榊原さんは自身の人生プランを披露。児童養護施設で働いたのち、70歳を超えたらファミリーホームを開設したいという「夢」を語りました。彼女は、1期生の選考(2次面接)時においても、綿密な人生プランを語ってくれました。面接時、大きな声で、でもいろいろ気をつかいながら、彼女らしい笑顔で話したその姿と、シンポジウムでの姿は変わっていなく、逆に元気度がさらにアップしたように感じました。
2016年10月中旬から始めた2期生の2次選考(面接)は、先日すべて終了いたしました。1次選考(書類審査)を通過した38名の方と、一人ひとり1時間、またはそれ以上の時間をかけて、丁寧に皆さんの思いを聞かせていただきました。1期生の榊原さんと同じように、皆さんの「夢」の思いの強さを感じました。このチャンスを活かしたいという、皆さんの思いのすべてを受け止めました。
最終的に15名の方が2次選考を通過いたしました。12月26日(月)に、2次選考に進んだ38名の方に文書にて選考結果を発送させて頂きました。
この事業のキャッチフレーズでもある「未来を諦めない、その強い意思に応えるために」、2次選考にあたってはとても悩みましたが、1期生と同様に、ロールモデルとして今後活躍が期待される15名を選ぶことができたと思っています。選ばれた15名の中には、これから大学受験を控えている人が数名います。彼らの合格を、ここから強く願っています!