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採択奨学生の動き

2016年度活動報告会レポート[4]

宮本レイさん 名古屋総合デザイン専門学校1年生

2017年3月23日に行われた2016年度活動報告会で、1期生が発表した内容をレポートします。第4回は、名古屋総合デザイン専門学校1年生の宮本レイさんです。(※学年や時制は報告会当時です)

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宮本さんはまず、現在は独り暮らしでアルバイトをしながら学校に通っていることを紹介しました。また、奨学金を受ける前は自立援助ホームにお世話になりながら、夜間定時制の学校に通っていたので、学校のない日中はアルバイトをするという生活を送っていた、と話しました。

 

宮本さんは、眠気と体の疲れと格闘する生活の中で、自立援助ホームの職員さんの勧めと励ましによって、インテリアコーディネーターになる夢を追おうと決意。夢の奨学金に応募した経緯を説明した後、「これまでの道のりは順風満帆ではありませんでしたが、現在では心に余裕を持った状態で夢を追うことができ、とても幸せに感じています」と報告しました。

 

学校ではこの1年間、インテリアの歴史などを学んだほか、モノの形をしっかりと捉えられるようにスケッチの練習をしたり、空間を表現するための技法を身に付けたりしたそうです。

 

宮本さんは、授業で取り組んだ成果を、画像を示しながら紹介しました。例えば、住宅デザインという授業でデザインしたもの。家族4人暮らしの家を自分でデザインし、いかにこの家を売り込むかという課題でした。「簡単そうに見えるかもしれませんが、水回りの配置をどこにするのか、光や風の動線はどう確保するのか、指定された坪数内に収めるためにどこをどう削るか、駐車場を確保するのに安全面は大丈夫か、など様々なことが考えられています」と説明しました。

 

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インテリアの勉強の成果を画像で紹介

 

最後に宮本さんは、新たな目標も見つかったと報告しました。インテリアについて学ぶうちに、設計についても学んでいきたいと思ったのだそうです。「実際にインテリアコーディネーター兼1級建築士の方々がたくさんいらっしゃるので、私もインテリアコーディネーターの夢が叶った後に、次の夢として追いかけたいなと思っています」と抱負を語りました。