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採択奨学生の動き

福岡ソフトバンクホークス和田毅選手らよりご寄付をいただきました!

事務局日誌05

こんにちは。夢の奨学金事務局です。

 

先日12月4日に開催された『BLFチャリティートーク2019』にて、福岡ソフトバンクホークス和田毅選手をはじめとする6名のプロ野球選手の皆様より、「日本財団夢の奨学金」にご寄付をいただきました。

 

今回はイベント内で行われた寄付金贈呈式の様子をご報告します。

 

集まった選手の皆様と記念撮影

 

このイベントは、ベースボール・レジェンド・ファウンデーション主催のもと、福岡ソフトバンクホークス和田毅選手が発起人となり、同じく福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大選手、東北楽天ゴールデンイーグルスの則本昂大選手、東京ヤクルトスワローズの館山昌平選手・畠山和洋選手、オリックス・バファローズの吉田正尚選手が参加する、トークショーやフォトセッション等を通じたファン参加型のチャリティーイベントです。

 

イベントのチケット代の一部とフォトセッション時の募金を「日本財団夢の奨学金」にご寄付いただいています。

 

当日は、イベント冒頭に行われた寄付金贈呈式に4期生の宇野涼太さん(レコールバンタン東京校・2年)が参加しました。

 

福岡ソフトバンクホークス和田選手と握手をする奨学生の宇野さん

 

「まずご寄付頂いた方に改めて感謝申し上げます。奨学金と出会えたから今の自分がある。これからも夢を諦めずに突き進んでいきたいです。」

 

贈呈式に先立ち挨拶を行った宇野さんは、会場に集まった200名以上を前に、ご寄付いただいたことへの感謝と将来への決意を述べました。

 

高校生の頃は、金銭的な問題で進学を諦めざるを得なかったという宇野さん。

高校卒業後、2年間の社会人経験を得て専門学校へ進学した努力家でもあります。

知人の紹介で夢の奨学金と出会い、バリスタという夢のために再スタートすることができました。

 

贈呈式の中では、宇野さんが幼い頃に児童養護施設を訪問した和田選手と交流をしたことがある、というエピソードも飛び出し、意外な接点に会場が驚く場面も。

和田選手も当時のことを覚えていたようで、宇野さんは嬉しそうにはにかんでいました。

 

意外なエピソードも飛び出した宇野さんの挨拶

 

夢の奨学金では、社会的養護のもとで暮らした若者を広く支援しています。

体育教師、助産師、弁護士、新聞記者、施設の職員…など奨学生の将来の夢は様々です。

 

「日本財団夢の奨学金」は皆様のご寄付のもとに成り立っている事業です。

今回、本チャリティーイベントを主催してくださったベースボール・レジェンド・ファウンデーションの皆様をはじめ、選手の皆様、ご寄付いただいた会場の皆様方には、このような温かい支援を頂戴し改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

皆様から頂いたご寄付を無駄にすることのないよう、引き続き奨学生一人一人に対して寄り添い、奨学生の夢の実現に向けたサポートを続けていきたいと思います。